母校に代表作寄贈
藤枝東高出身の書家 藁科無涯 さん
書の贈呈(静岡新聞HPより)

 藤枝市在住の書道家藁科無涯(本名・孝)さん(65)が一日、母校の県立藤枝東高(望月靖彦校長)に自作の書を寄贈した。
 「命」と題した作品は縦133センチ、横103センチ。平成13年に妹を急病で亡くした悲しみから「命の尊さ、大事さを書に表現した」という。 14年の「第54回毎日書道展」の毎日賞を受賞した。
 藁科さんは昭和32年に藤枝東高を卒業後、銀行に勤める傍ら、現代書の巨星・故山崎大抱氏に師事し、書を学んだ。 現在は山崎氏の創設した「抱一会」の事務局長、藤枝市書道連盟常任理事などを務めている。
 「40年以上も母校にはごぶさたしていた」という藁科さん。同級生に勧められて、自身の「代表作」ともいえる作品の寄贈を思い立ったという。 「『命』が問い直されている時代。生徒たちもこの書を見て、命の尊さについて考えてもらえれば」と話した。
 望月校長は「後輩たちのために素晴らしい作品を寄贈していただき、大変うれしく思います。OBが温かい目を向けてくださることは生徒の励みにもなります」と喜んだ。 作品は校長室前に展示されている。
                  (平成16年9月2日 静岡新聞より)

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